このファースト住建(8917)の優待変更が気になります。なぜこの銘柄が気になるのか、投資判断の視点を語りたいと思います。
のまさんの注目ポイント:優待制度の変更
ファースト住建の優待制度がQUOカードPayからカタログギフト+こども商品券に変更になったことが注目されます。この変更は、企業側が長期保有する株主を優遇する方針への切り替えと考えられます。最低必要株数が300株に引き上げられた点も、長期的なファン株主を重視する姿勢の表れです。
メカたぬきが調べたデータ
2026年3月19日の終値をもとに数字を並べたたぬ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 株価(2026年3月19日の終値) | 1,175円 |
| 最低投資額(300株) | 352,500円 |
| 1株あたり配当(2026年10月期 予想) | 43円 |
| 配当利回り | 3.66% |
| 300株での年間配当額 | 12,900円 |
| 優待利回り | 金額が未公開のため算出不可 |
カタログギフトの金額相当額が開示されていないため、総合利回りは計算できませんたぬ。配当利回り単独では3.66%たぬ。
配当は3期連続で43円です
優待の金額が読めない一方、配当は動いていません。
| 決算期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2023年10月期 | 43円 | 34.1% |
| 2024年10月期 | 43円 | 23.9% |
| 2025年10月期 | 43円 | 41.7% |
| 2026年10月期(予想) | 43円 | — |
中間21円・期末22円という内訳も3期そろって同じです。同社は配当性向20%を目標 として掲げており、利益が振れても配当額を動かさない運用になっています。
配当性向が23.9%から41.7%へ上がっているのは、配当を増やしたからではなく利益が減ったためです。配当額を据え置いたまま利益が下がると、この比率は自動的に上がります。
直近の決算
2025年10月期の実績を見ておきます。
| 項目 | 2025年10月期 | 前期(2024年10月期) |
|---|---|---|
| 売上高 | 429億円 | 360億円 |
| 営業利益 | 24.9億円 | 18.3億円 |
| 当期純利益 | 14.4億円 | 25.0億円 |
| 自己資本比率 | 65.8% | 64.9% |
売上と営業利益は回復した一方、当期純利益は25.0億円から14.4億円へ減っています。自己資本比率65.8%という財務の厚みは維持されています。2026年10月期は売上434億円・営業利益26.5億円・当期純利益15億円の予想です。
推し度: 中
ゆるふえとしての評価は推し度「中」です。
配当利回り3.66%で3期連続据え置き、自己資本比率65.8%という点は、配当を目的に長く持つ前提なら評価できます。一方で優待の金額が開示されていないため、総合利回りで4%の目安を満たすかどうかが判断できません。
必要株数が300株(352,500円)に上がり、1年以上の継続保有も条件になったため、優待のハードルは以前より高くなっています。カタログギフトの金額が公表されてから改めて判断する、という待ちの選択も十分に成り立ちます。
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- ファースト住建の優待がQUOカードPayからカタログギフト+こども商品券に変更されました
- 最低必要株数が300株(352,500円)に引き上げられ、1年以上の継続保有が条件になりました
- 配当は3期連続43円で利回り3.66%。優待の金額が未公開のため総合利回りは算出できません
優待の内容が変わった直後は、金額が公表されていないことがあります。総合利回りが計算できないうちは、配当だけで判断できる水準かを先に確かめてみてください。
出典は適時開示の一覧(IR BANK)、配当実績(IR BANK)、決算実績(IR BANK)、株探です。優待の適用条件は変更される場合がありますので、最新の内容は各社の公式情報でご確認ください。