ナガワ(証券コード: 9663)から、株主優待に関する適時開示が発表されたよ。メカたぬきが調べてくれたので見ていこう。
メカたぬきが調べた優待データ
ナガワの株主優待を開示資料から調べてみたたぬ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 優待内容 | デジタルギフト「giftee Box」またはオリジナル優待カタログギフト |
| 必要株数 | 100株以上 |
| 権利確定月 | 3月末日 |
| 保有条件 | 継続保有期間で金額が変わる(1年未満・1年以上3年未満・3年以上の3区分) |
株数別・保有期間別の優待内容
保有期間で金額が大きく変わるのがこの優待の特徴たぬ。
| 保有株式数 | 1年未満 | 1年以上3年未満 | 3年以上 |
|---|---|---|---|
| 100株以上500株未満 | 5,000円分 | 20,000円分 | 30,000円分 |
| 500株以上 | 15,000円分 | 30,000円分 | 60,000円分 |
100株を3年以上持てば5,000円分から30,000円分へ、6倍 に増える設計たぬ。
継続保有の判定方法
- 1年以上3年未満 : 3月末日・9月末日の株主名簿に同一株主番号で3回以上6回未満連続して記載
- 3年以上 : 同一株主番号で6回以上連続して記載
いずれも期間中に保有株式数が100株(または500株)を下回らないことが条件たぬ。
株価と利回りはどうなっているでしょうか
2026年3月9日の終値は5,870円(株探調べ)です。100株の購入額は587,000円になります。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 株価(2026年3月9日の終値) | 5,870円 |
| 100株購入額 | 587,000円 |
| 1株あたり配当(2025年3月期 実績) | 60円 |
| 配当利回り | 1.02% |
| 100株での年間配当額 | 6,000円 |
保有期間別に利回りを出すと、この優待の性格がはっきりします。
| 保有期間 | 優待額(100株) | 優待利回り | 総合利回り |
|---|---|---|---|
| 1年未満 | 5,000円分 | 0.85% | 1.87% |
| 1年以上3年未満 | 20,000円分 | 3.41% | 4.43% |
| 3年以上 | 30,000円分 | 5.11% | 6.13% |
ゆるふえでは「配当+優待利回りで4%以上」を投資判断の目安にしていますが、1年以上持てば4.43%、3年以上なら6.13% で目安を超えます。1年未満の1.87%とは3倍以上の差です。
500株にすると金額は増えますが、利回りは下がります。
| 保有株式数 | 投資額 | 優待額(3年以上) | 優待利回り | 総合利回り |
|---|---|---|---|---|
| 100株 | 587,000円 | 30,000円分 | 5.11% | 6.13% |
| 500株 | 2,935,000円 | 60,000円分 | 2.04% | 3.06% |
100株のほうが総合利回りは2倍です。優待額は2倍になる一方、投資額は5倍になるためです。
直近の決算
2025年3月期の実績です。
| 項目 | 2025年3月期 | 前期(2024年3月期) |
|---|---|---|
| 売上高 | 353億円 | 326億円 |
| 営業利益 | 43.0億円 | 42.4億円 |
| 当期純利益 | 42.1億円 | 31.2億円 |
| 自己資本比率 | 88.4% | 89.3% |
| 配当性向 | 22.4% | 30.2% |
目を引くのは自己資本比率88.4% です。借入にほとんど頼らずに事業を回している財務構造で、この水準は上場企業のなかでも高いほうにあたります。営業利益も43億円前後で安定しています。
配当性向22.4%は低めで、配当を増やす余地は残っている水準です。
のまさんの見方
ナガワの優待はデジタルギフト「giftee Box」またはカタログギフトから選ぶ形式です。gifteeは各種の電子マネーやギフト券に交換できるサービスなので、使い道という点ではQUOカードと同じように扱えます。
この優待の要点は保有期間で金額が6倍まで変わる ことです。1年未満は5,000円分ですが、3月末・9月末の名簿に6回以上連続で載れば30,000円分になります。
推し度: 中
ゆるふえとしての評価は推し度「中」です。
3年以上持てば総合6.13%で目安を大きく超え、自己資本比率88.4%という財務も安心できる水準です。優待の交換先も幅広く、使い道に困ることは少ないでしょう。
一方で配当利回りは1.02% と低く、還元のほとんどを優待が担っています。3年待たずに手放すと総合1.87%にとどまるため、最初から長く持つつもりで買えるかどうかが判断の分かれ目になります。
500株に増やすと利回りが半分以下に下がるので、100株で長く持つのがこの銘柄の設計に合った持ち方です。
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おすすめ証券口座を見るまとめ
- ナガワ(9663)の優待はデジタルギフトまたはカタログギフトで、100株なら1年未満5,000円分・3年以上30,000円分と6倍に増えます
- 開示日終値5,870円で配当利回り1.02%。100株3年以上での総合利回りは6.13%です
- 500株にすると優待額は2倍になりますが投資額は5倍になるため、総合利回りは3.06%まで下がります
保有期間で金額が変わる優待は、いつまで持つかを決めてから利回りを計算してみてください。同じ銘柄でも数字が3倍変わります。
出典は株主優待(Yahoo!ファイナンス)、適時開示の一覧(IR BANK)、配当実績(IR BANK)、決算実績(IR BANK)、株探です。優待の適用条件は変更される場合がありますので、最新の内容は各社の公式情報でご確認ください。