ヤマエグループHD(7130)から優待に関する開示が発表されたよ。メカたぬきが調べてくれたので見ていこう。

メカたぬきが調べた優待データ

メカたぬきが開示資料を確認したたぬ。

項目 内容
優待内容 デジタルギフトカード(ピザハットオンライン・店頭で利用可能)/自社グループ製品
必要株数 100株以上
権利確定月 3月
保有条件 1年以上の継続保有が必要(9月30日・3月31日の株主名簿に同一株主番号で連続3回以上記載)

株数別の優待内容(デジタルギフトカード)

保有株式数 継続保有1年以上
100株以上300株未満 デジタルギフトカード 3,000円分
300株以上 デジタルギフトカード 5,000円分

デジタルギフトカードはピザハットのオンラインおよび店頭で利用できますたぬ。500株以上を保有し、かつ1年以上継続保有している株主には、日清製粉ウェルナ製品詰め合わせセット等の自社グループ製品が贈呈されるたぬ。

株価と利回りはどうなっているでしょうか

2026年3月10日の終値は2,931円(株探調べ)です。100株の購入額は293,100円になります。

項目 数値
株価(2026年3月10日の終値) 2,931円
100株購入額 293,100円
1株あたり配当(2025年3月期 実績) 70円
配当利回り 2.39%
100株での年間配当額 7,000円

株数別に優待利回りを並べると、この銘柄の特徴が見えてきます。

保有株式数 投資額 優待額 優待利回り 総合利回り
100株 293,100円 3,000円分 1.02% 3.41%
300株 879,300円 5,000円分 0.57% 2.96%

100株のほうが総合利回りが高くなります。優待額は3,000円から5,000円へ1.67倍になる一方、投資額は3倍になるためです。金額の大きさだけを見て300株を選ぶと、利回りは下がる設計です。

ゆるふえでは「配当+優待利回りで4%以上」を投資判断の目安にしていますが、100株の3.41%が最も高い水準で、目安には届きません。

配当は3期連続で10円ずつ増えています

配当の推移を見ると、還元を強めている流れが読み取れます。

決算期 1株配当 配当性向
2023年3月期 50円 15.0%
2024年3月期 60円 17.3%
2025年3月期 70円 22.7%

毎期10円ずつの増配で、配当性向も15.0%から22.7%へ上がっています。同社は「株主に対し継続的に安定した配当を行うことが最重要政策の一つ」としており、配当性向にはまだ余裕がある水準です。

直近の決算

2025年3月期の実績です。

項目 2025年3月期 前期(2024年3月期)
売上高 1兆69億円 7,127億円
営業利益 157.8億円 139.2億円
当期純利益 85.4億円 84.6億円
自己資本比率 22.3% 22.2%

売上高が1兆円を超えました。2022年3月期の5,036億円から3年で倍増しています。食品卸を主力とする業態で、規模の拡大が続いている形です。

一方で自己資本比率は22.3%で、2022年3月期の32.1%から下がっています。買収などで規模を広げる過程で総資産が増えたことが数字に出ています。

のまさんの見方

ヤマエグループHDの優待は、100株からもらえるので投資額のハードルは低めです。ただし1年以上の継続保有が必須で、9月30日・3月31日の株主名簿に連続3回以上記載される必要があります。最短でも1年半ほどかかる数え方です。

デジタルギフトカードはピザハットのオンラインおよび店頭での利用に限られるため、QUOカードのような汎用性はありません。

推し度: 中

ゆるふえとしての評価は推し度「中」です。

総合利回りは100株で3.41%と目安に届きませんが、3期連続10円増配・配当性向22.7% という配当の伸び方は評価できます。売上1兆円規模の食品卸で、業績が急に消える業種でもありません。

判断の分かれ目はピザハットを使うかどうかです。日常的に利用する方であれば3,000円分は実質的な還元 になり、100株で総合3.41%という水準は現実的な数字になります。使わない方にとっては、配当2.39%の株として見るほうが実態に合うでしょう。

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まとめ

  • ヤマエグループHD(7130)は100株以上・継続保有1年以上でピザハットのデジタルギフトカード3,000〜5,000円分がもらえる優待です
  • ピザハット限定のため汎用性は低く、継続保有1年以上の条件もあり初心者向きとは言いにくい内容です
  • 開示日終値2,931円で配当利回り2.39%。100株の総合利回りは3.41%で、300株の2.96%より高くなります

優待の金額が株数ほど増えない設計では、単元数を増やすと利回りが下がります。金額と投資額の倍率を並べて比べてみてください。

出典は適時開示の一覧(IR BANK)配当実績(IR BANK)決算実績(IR BANK)株探です。優待の適用条件は変更される場合がありますので、最新の内容は各社の公式情報でご確認ください。