G-イントランス(証券コード: 3237)から株主優待に関する開示が発表されたよ。メカたぬきが調べてくれたので見ていこう。

メカたぬきが調べた優待データ

メカたぬきが開示資料を確認したたぬ。

項目 内容
優待内容 デジタルギフト券(Amazon/QUOカードPay/PEXから選択)+ホテル宿泊割引券
必要株数 1,000株以上
権利確定月 3月・9月
保有条件 2026年9月末以降は継続保有6ヶ月以上が必要

1,000株以上を保有する株主に、以下の優待が贈呈されますたぬ。

優待品 内容
デジタルギフト券 5,000円相当(Amazon・QUOカードPay・PEXから選択)
ホテル宿泊割引券 20%割引(Homm Stay NAGI KYOTO SANJYO対象、約6,000円相当)

また、2026年3月末からは「INTRANCE Members」特典として、1,000株以上の株主に以下のサービスも開始予定ですたぬ。

特典 金額
初回入会特典 500円
シーズン特典 2,500円
メンバー活動参加特典 1,000円

株価と利回りはどうなっているでしょうか

2026年3月13日の終値は67円(株探調べ)です。優待に必要な1,000株の購入額は67,000円になります。

項目 数値
株価(2026年3月13日の終値) 67円
1,000株購入額 67,000円
1株あたり配当 0円(無配)
配当利回り 0%

同社は2018年3月期から無配 が続いており、2027年3月期も無配予想です。還元はすべて優待が担う構造になります。

金額が確定しているデジタルギフト券5,000円相当で利回りを出します。

受け取り回数 年間の優待額 優待利回り 総合利回り
年1回のみ 5,000円相当 7.46% 7.46%
年2回 10,000円相当 14.93% 14.93%

ゆるふえでは「配当+優待利回りで4%以上」を投資判断の目安にしていますが、デジタルギフト券だけで7.46% と目安を大きく超えます。1,000株(10単元)が必要ですが、株価が67円なので投資額は67,000円です。

利回りが高く出ている理由は株価の低さ にあります。優待の金額が5,000円で固定されているため、株価が下がるほど利回りだけが上がる関係になります。

宿泊割引券とMembers特典は金額が条件次第です

一方で、金額として数えられない部分もあります。

優待 扱い
デジタルギフト券 5,000円相当 金額が確定。Amazon・QUOカードPay・PEXから選択
ホテル宿泊割引券 20%割引 宿泊しなければゼロ。対象はHomm Stay NAGI KYOTO SANJYOのみ
INTRANCE Members 特典 初回500円・シーズン2,500円・活動参加1,000円。参加が条件

宿泊割引券は京都の特定ホテル1軒が対象です。京都に泊まる機会がなければ受け取る金額はありません。Members特典も参加が前提なので、自動的に届くものではありません。

直近の決算

2025年3月期の実績です。

項目 2025年3月期 前期(2024年3月期)
売上高 8.25億円 12.9億円
営業利益 -3.53億円 -1.54億円
当期純利益 -4.32億円 -1.40億円
自己資本比率 66.5% 70.8%

ここは正直に見ておく必要があります。営業利益は4期連続で赤字 で、当期純利益も赤字が続いています。売上も12.9億円から8.25億円へ減りました。

自己資本比率66.5%という数字は残っていますが、赤字が続けばこの比率も下がっていきます。無配が2018年3月期から続いているのも、利益が出ていないことの裏返しです。

のまさんの見方

最低1,000株(10単元)が必要ですが、株価67円なので投資額は67,000円です。デジタルギフト券5,000円分はAmazonやQUOカードPayから選べるため、使い道という点では扱いやすい優待です。

一方で宿泊割引券は京都の特定ホテルでしか使えないため、汎用性は低いです。

推し度: 低

ゆるふえとしての評価は推し度「低」です。好みが強く分かれるという意味での低です。

優待利回り7.46%という数字だけを見れば魅力的です。ただし4期連続の営業赤字で、配当は2018年3月期からゼロ です。優待の原資は利益ではなく手元の資金から出ていることになります。

優待制度が見直された場合、還元の根拠がまるごとなくなります。利回りの高さは株価が67円まで下がった結果でもあるので、その背景まで含めて判断してみてください。

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まとめ

  • イントランス(3237)は1,000株以上の保有でデジタルギフト券5,000円相当とホテル宿泊割引券がもらえます
  • 開示日終値67円で1,000株67,000円。デジタルギフト券だけで優待利回り7.46%です
  • ただし営業利益は4期連続赤字、配当は2018年3月期から無配で、還元はすべて優待が担っています

優待利回りが高い銘柄は、その分母である株価がなぜその水準なのかを確認してみてください。この銘柄では赤字の継続がそこにありました。

出典は適時開示の一覧(IR BANK)配当実績(IR BANK)決算実績(IR BANK)株探です。優待の適用条件は変更される場合がありますので、最新の内容は各社の公式情報でご確認ください。