グンゼ(証券コード: 3002)から、株主優待に関する適時開示が発表されたよ。メカたぬきが調べてくれたので見ていこう。

メカたぬきが調べた優待データ

メカたぬきが開示資料を確認したたぬ。

項目 内容
優待内容 自社製品(肌着・靴下等)またはグンゼストア20%割引コード
必要株数 100株以上
権利確定月 3月(年1回)
保有条件 なし(長期保有で増額あり:3年以上、5年以上で段階アップ)

株数別の優待内容

保有株式数 3年未満 3年以上 5年以上
100株以上200株未満 1,000円相当 1,500円相当 2,000円相当
200株以上600株未満 2,500円相当 3,000円相当 4,000円相当
600株以上 5,000円相当 6,000円相当 8,000円相当
これらのデータは、開示資料から確認したたぬ。

株価と利回りはどうなっているでしょうか

数字を当てはめます。2026年3月6日の終値は4,500円(株探調べ)で、100株の購入額は450,000円です。

項目 数値
株価(2026年3月6日の終値) 4,500円
100株購入額 450,000円
1株あたり配当(2026年3月期 予想) 216円
配当利回り 4.80%

優待利回りは保有期間で変わります。100株の場合です。

保有期間 優待額 優待利回り 総合利回り
3年未満 1,000円相当 0.22% 5.02%
3年以上 1,500円相当 0.33% 5.13%
5年以上 2,000円相当 0.44% 5.24%

ゆるふえでは「配当+優待利回りで4%以上」を投資判断の目安にしていますが、この銘柄は3年未満でも5.02%で目安を超えます。優待の金額は小さいものの、配当の水準が効いている形です。

配当の内訳に特別配当が入っています

ここは確認しておきたい点です。2026年3月期の予想配当216円の内訳はこうなっています。

区分 金額
普通配当 147円
特別配当 69円
合計 216円

内訳は中間73円50銭、期末142円50銭です。216円のうち69円は特別配当 なので、この水準がそのまま続く前提では読めません。

普通配当147円だけで計算すると配当利回りは3.27%、優待を足した総合利回りは3.49〜3.71%となり、目安の4%には届きません。特別配当があるかどうかで評価が変わる銘柄 です。

直近の決算

2025年3月期の実績を見ておきます。

項目 2025年3月期 前期(2024年3月期)
売上高 1,371億円 1,329億円
営業利益 79.2億円 67.8億円
当期純利益 62.8億円 51.1億円
自己資本比率 74.6% 73.2%
配当性向 102.8% 50.8%

増収増益で、自己資本比率74.6%という財務の厚みがあります。ただし配当性向102.8%は純利益を超える配当を出した水準です。特別配当がここに乗っている構造で、利益の範囲を超えた還元は毎年続けられるものではありません。

のまさんの見方

グンゼの優待は、自社製品(肌着・靴下等)がもらえるというものです。100株から優待がもらえますが、自社製品のため換金性は低いです。グンゼ製品を普段使いする方には実用的ですが、QUOカードのような汎用性はありません。

一方で配当を見ると、特別配当を含めた利回りは4.80%で、優待と合わせると総合5.02%になります。優待の魅力より配当の水準で選ぶ銘柄という位置づけです。

推し度: 中

ゆるふえとしての評価は推し度「中」です。優待だけを見れば見送りですが、自己資本比率74.6%の財務と配当利回り4.80% という組み合わせは、長く持つ前提で評価できます。

判断の分かれ目は特別配当69円です。これが続けば総合5%台、普通配当147円だけになれば総合3.5%前後まで下がります。肌着や靴下を普段使いする方であれば優待も実用的なので、そこも含めて考えてみてください。

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まとめ

  • グンゼ(3002)は100株から自社製品(肌着・靴下等)がもらえ、3年以上・5年以上で増額されます
  • 開示日終値4,500円で配当利回り4.80%、優待と合わせた総合利回りは3年未満でも5.02%です
  • ただし配当216円のうち69円は特別配当で、普通配当147円だけなら総合3.49%まで下がります

配当利回りが高く見えたときは、その内訳に特別配当が入っていないかを確認してみてください。この銘柄では216円のうち69円がそれでした。

出典は適時開示の一覧(IR BANK)配当実績(IR BANK)決算実績(IR BANK)株探です。優待の適用条件は変更される場合がありますので、最新の内容は各社の公式情報でご確認ください。