「海外の高配当株に興味があるけど、知らない企業に投資するのは不安」——そんな方におすすめなのが、米国の通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ(ティッカー:VZ)です。

日本でいえばNTTドコモやソフトバンクのような存在。馴染みのある業種だからこそ、ビジネスモデルを理解しやすく、安心感を持って投資できます。


不況でもスマホは解約しない——ディフェンシブな強みとは?

ベライゾンの最大の特徴は、景気に左右されにくいディフェンシブ銘柄(不況にも強い安定した株)であることです。

生活インフラとしての通信事業

スマートフォンは現代の生活必需品です。給料が減っても、食費を削っても、スマホを解約する人はほとんどいません。このため通信企業の収益は景気後退期でも比較的安定しており、毎月の通信料が確実に積み上がるストック型のビジネスモデルになっています。

米国の通信市場は3社で寡占

米国の携帯通信市場はベライゾン、AT&T、T-Mobileの3社でほぼ占められています。新規参入が極めて困難なため、価格競争が激しくなりにくく、安定した利益を維持しやすい市場構造になっているのです。

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利回り6%前後の高水準を維持する理由とは?

ベライゾンの配当利回りは6%前後と、米国株の中でも高い水準にあります。

安定した現金収入が配当を支える

通信事業は毎月の利用料金が確実に入ってくるため、キャッシュフロー(実際に入ってくるお金の流れ)が非常に安定しています。この安定したキャッシュフローが、高い配当を維持する原資になっています。

18年以上の連続増配実績

ベライゾンは18年以上にわたり配当を増やし続けており、「配当貴族」の仲間入りを目指す企業の一つです。増配率はそれほど高くありませんが、着実に配当を増やし続ける姿勢は信頼に値するでしょう。

注意点:5Gへの投資負担

5Gネットワークの構築には巨額の設備投資が必要で、ベライゾンは多額の有利子負債を抱えています。金利上昇局面では利払い負担が増えるため、業績への影響を注視する必要があります。


日本の通信株と組み合わせた「日米インフラ投資」とは?

ゆるふえとしては、ベライゾンを「守りの高配当株」として活用することを提案しています。

NTTやKDDIとの比較

項目 ベライゾン(VZ) NTT(9432) KDDI(9433)
配当利回り 約6% 約3% 約3%
連続増配 18年以上 14年以上 22年以上
株主優待 なし dポイント Pontaポイント

利回りの高さではベライゾンが圧倒的ですが、日本の通信株には優待があるのが強み。両方を持つことで、「配当の高さ」と「優待の楽しみ」を同時に得られます。

日米の通信株で分散効果も

日本とアメリカの通信株を両方持つことで、地域の分散にもなります。どちらか一方の国の経済が低迷しても、もう一方がカバーしてくれる可能性があるため、ポートフォリオ全体の安定性が高まるでしょう。


まとめ

  • ベライゾン(VZ)は米国最大級の携帯キャリアで、配当利回り6%前後の高配当株
  • 通信事業は不況に強いディフェンシブ銘柄で、安定したキャッシュフローが配当の源泉
  • 日本の通信株(NTT・KDDI)と組み合わせれば、配当と優待のダブルの楽しみが得られる

派手さはなくても、安定した配当で着実に資産を増やしたい方にぴったりの銘柄です。