「高配当で優待もあって、しかも増配が続いている株ってないかな?」——そんなことを考えながら銘柄を探していたとき、見つけたのがOCHIホールディングス(3166)でした。

住宅建材の専門商社という地味な業種ですが、13期連続増配という実績と、2025年に新設されたQUOカード優待が決め手になり、長期保有前提で購入しています。

この記事では、購入に至った理由や企業の特徴、リスクも含めて率直にまとめます。


なぜOCHIホールディングスを購入したのか?

購入の決め手になったポイントは3つです。

配当利回り約4%+13期連続増配

OCHIホールディングスの予想配当利回りは約4.1%。しかも2011年から13期連続で増配を続けており、1株あたり配当は3.7円から54円へと約14.5倍に成長しています。

配当性向は約33%と余裕があり、今後も増配余地がありそうだと感じました。

2025年新設のQUOカード優待

2025年3月から株主優待制度が新設されました。100株以上を1年以上継続保有でQUOカード1,000円分、500株以上なら10,000円分がもらえます。

配当と合わせた総合利回りを考えると、長期保有のインセンティブとして魅力的です。

PBR 0.74倍の割安水準

PER約15倍、PBR 0.74倍と、指標面でも割高感はありません。時価総額は約180億円と小型株の部類ですが、堅実な経営を続けている企業です。

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OCHIホールディングスはどんな会社?

西日本最大手の住宅建材商社

OCHIホールディングスは福岡に本社を置く持株会社で、傘下に越智産業、松井、ヨドプレなど27社のグループ企業を持っています。住宅建材・設備の卸売りが主力で、西日本地区での売上高はNo.1です。

2024年3月期の連結売上高は約1,134億円。建材事業が売上の6割以上を占め、エンジニアリング事業、環境アメニティ事業、加工事業と4つのセグメントで構成されています。

M&Aで成長を続ける経営戦略

この会社の特徴は、積極的なM&Aによる事業拡大です。住宅市場だけに依存しない事業ポートフォリオを構築するため、非住宅分野への展開も進めています。

直近の第3四半期では、新設住宅着工戸数が減少する中でも、非住宅分野の強化とM&A効果により売上高901億円(前年同期比2.7%増)、純利益9.72億円(同19.2%増)と増収増益を達成しました。


住宅市場が縮小しても大丈夫?

リスク:新設住宅着工の減少トレンド

日本の人口減少に伴い、新設住宅着工戸数は長期的に減少傾向にあります。2025年3月期の上期は住宅市場の悪化が業績に影響し、経常利益が38%減益で着地しました。

建材商社である以上、住宅市場の影響を完全に避けることはできません。

対策:非住宅・リフォーム・M&Aの3本柱

一方で、OCHIホールディングスは「住宅一本足」から脱却するための手を打っています。

  • 非住宅分野(商業施設・公共建築など)への販路拡大
  • リフォーム市場の取り込み(既存住宅の改修需要は底堅い)
  • M&Aによる事業領域の拡大(地域・業種の分散)

住宅市場の縮小は事実ですが、それを織り込んだうえで成長戦略を描いている点は評価できます。


長期保有で見る投資判断

リスクを整理すると

  • 住宅着工減少による売上への影響
  • 小型株ゆえの流動性リスク
  • M&A戦略が期待通りの成果を出せるかは不透明

それでも保有を続ける理由

13期連続増配という実績は、経営陣が株主還元を重視している証拠です。配当性向にも余裕があり、業績が多少ブレても配当を維持できる体力はあると判断しました。

QUOカード優待も加わったことで、100株保有でも配当+優待の両方を受け取れる銘柄になっています。「地味だけど堅実」——そういう銘柄をコツコツ集めていく方針で、長期保有を続けていく予定です。


まとめ

  • OCHIホールディングスは西日本最大手の建材商社で、13期連続増配の実績がある
  • 配当利回り約4%に加え、2025年新設のQUOカード優待で総合利回りが向上
  • 住宅市場の縮小リスクはあるが、M&A・非住宅展開で成長戦略を推進中

派手さはないけれど、配当と優待をもらいながらゆるく持ち続ける——そんなスタイルに合う銘柄だと感じています。