「新NISAで投資を始めたいけど、そもそも何からやればいいの?」——そんな風に立ち止まっていませんか?
証券口座と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、実はスマホだけで申し込みから開設まで完結します。早ければ最短翌営業日 には取引を始められるんです。
この記事では、証券口座の仕組みから、銀行との連携、入金、投資信託の購入まで、投資を始めるまでの全ステップをわかりやすく解説します。
投資を始めるには何が必要?
「投資を始めたい」と思ったとき、最初に用意するのは証券口座と銀行口座の2つです。仕組みはシンプルなので、順番に見ていきましょう。
証券口座とは
証券口座 とは、株式や投資信託を購入するための専用の口座です。銀行口座がお金を「貯める」場所だとすると、証券口座はお金を「働かせる」場所とイメージするとわかりやすいでしょう。
証券口座を持つだけでは手数料はかかりませんし、口座維持費もかかりません。開設は無料で、使わなくてもそのまま置いておけます。
銀行口座の役割
証券口座に直接お金を入れることはできないため、まず銀行口座から証券口座へ資金を移す必要があります。
ただし、証券会社と提携している銀行を使えば、入金・出金がほぼ自動化 できます。たとえば楽天証券なら楽天銀行、SBI証券なら住信SBIネット銀行と連携すると、わざわざ振込手続きをしなくてもスムーズに資金を移動できます。
すでに普段使いの銀行口座があれば、そこから証券口座に振り込むことも可能です。ただし、提携銀行のほうが入金の手間がかからないのでおすすめです。
証券口座を作ってみよう
ここからは、実際に口座を開設する流れを4ステップで紹介します。ネット証券なら、すべてスマホで完結 できます。
ステップ①:証券会社を選んで申し込む
まずはネット証券の公式サイトから「口座開設」ボタンを押して申し込みます。名前・住所・生年月日などの基本情報を入力するだけなので、5〜10分もあれば終わります。
申し込み時に「NISA口座も一緒に開設する」にチェックを入れておくと、あとから別途手続きする必要がなくなります。
ステップ②:本人確認書類を提出する
口座開設には本人確認が必要です。用意するのは次のいずれかです。
- マイナンバーカード (これ1枚で完結、最もスムーズ)
- マイナンバー通知カード+運転免許証
- マイナンバー通知カード+パスポート
スマホのカメラで撮影してアップロードするだけなので、郵送の手間はかかりません。マイナンバーカードがあればeKYC(オンライン本人確認) で即日確認が完了します。
ステップ③:NISA口座を設定する
証券口座と同時にNISA口座を申し込んでいれば、税務署の審査(1〜2週間)を経て自動的にNISA口座が開設されます。
新NISAのポイント:
- つみたて投資枠:年間120万円まで(投資信託が対象)
- 成長投資枠:年間240万円まで(株式・投資信託が対象)
- 非課税保有限度額:合計1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)
審査完了前でも、つみたて投資枠は仮開設として利用できる証券会社が多いので、待っている間に積立設定を進めておくのがおすすめです。
詳しい制度内容は金融庁 NISA特設ウェブサイトで確認できます。2025年6月末時点で、NISA口座数は約2,696万口座に達しています(出典:金融庁 NISA利用状況調査)。
ステップ④:銀行から入金する
NISA口座の準備ができたら、銀行口座から証券口座へ資金を入金します。
入金方法は主に3つあります。
| 入金方法 | 特徴 |
|---|---|
| 提携銀行の自動入金 | 設定しておけば自動で資金移動。手数料無料 |
| 即時入金(ネットバンキング) | 対応銀行からリアルタイムに入金。手数料無料の場合が多い |
| 銀行振込 | どの銀行からでも可能だが、振込手数料がかかる場合あり |
おすすめは提携銀行の自動入金 です。一度設定すれば、あとは何もしなくても投資に必要な資金が自動的に移動します。
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おすすめ証券口座を見る証券会社ごとのおすすめ銀行連携
証券会社と銀行の組み合わせは、同じグループの銀行を選ぶのが基本 です。入出金がスムーズになるだけでなく、金利優遇などの特典もあります。
楽天証券 × 楽天銀行
楽天証券と楽天銀行を連携するマネーブリッジ を設定すると、以下のメリットがあります。
- 普通預金金利が年0.38% に優遇(1,000万円以下の部分。通常の銀行の数倍以上)
- 証券口座への入出金が自動化(自動スイープ)
- 楽天ポイントが貯まりやすくなる
マネーブリッジの設定口座数は600万口座を突破しており、多くの投資家に利用されています(出典:楽天グループ プレスリリース 2025年9月)。
楽天カードで投信積立をすると、最大1%のポイント還元 も受けられます。
SBI証券 × 住信SBIネット銀行
SBI証券と住信SBIネット銀行を連携するハイブリッド預金 を設定すると、以下のメリットがあります。
- 普通預金金利が年0.31% に優遇
- 証券口座への入出金が自動化
- SBI証券での買付時に、ハイブリッド預金から自動的に資金が充当される
三井住友カードで投信積立をすると、カードの種類に応じて最大3%のVポイント還元 が受けられます(三井住友カード ゴールド(NL)で最大1.0%、プラチナプリファードで最大3.0%)。
SBIグループの証券口座数は国内初の1,500万口座 を達成しており、業界最大規模です(出典:SBIホールディングス プレスリリース 2025年11月)。
その他の証券会社の銀行連携
主要なネット証券はいずれも銀行連携サービスを提供しています。
| 証券会社 | 提携銀行 | 主な特典 |
|---|---|---|
| 三菱UFJ eスマート証券 | auじぶん銀行 | 普通預金金利優遇、自動入出金 |
| マネックス証券 | – | 即時入金対応銀行が多い |
| 松井証券 | – | MATSUI Bank(松井証券の銀行機能) |
どの証券会社を選んでも、提携銀行と組み合わせることで入出金の手間を大幅に減らせます。
実際に投資を始めてみよう
口座の開設と入金が済んだら、いよいよ投資信託を購入してみましょう。
投資信託を購入する手順
- 証券会社のアプリまたはサイトにログイン
- 「投資信託」→「ファンドを探す」で銘柄を検索
- 購入したいファンドを選んで「買付」ボタンを押す
- 購入金額を入力して注文確定
初心者におすすめの投資信託は、インデックスファンド (市場全体に分散投資する投資信託)です。代表的なものとしては以下の2つがあります。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):世界中の株式にまるごと投資
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):米国の代表的な500社に投資
どちらも信託報酬(運用にかかるコスト)が年0.1%前後と業界最低水準で、NISAのつみたて投資枠の対象商品です。
積立投資を設定する
投資信託は一括で買うこともできますが、毎月の自動積立 がおすすめです。
- 毎月決まった日に、決まった金額を自動で購入
- 相場が高いときは少なく、安いときは多く買える(ドルコスト平均法)
- 一度設定すれば、あとは放っておくだけ
ネット証券なら月100円 から積立設定ができます。まずは無理のない金額から始めて、慣れてきたら徐々に増やしていくのが「ゆるく増える」スタイルです。
まとめ
- 証券口座はスマホで申し込めて、最短翌営業日に開設できる
- 提携銀行と連携すれば入出金が自動化されてラクに続けられる
- NISAのつみたて投資枠でインデックスファンドを積立設定するのが初心者の王道
「まだ口座を持っていない」という方は、まず口座開設の申し込みだけでもしてみませんか?申し込み自体は10分もかからず、開設後に使わなくても費用は一切かかりません。