米国株を買うとき、売買手数料は気にしていても「為替手数料」は見落としていませんか?実はこの見えないコストが、長期的に投資リターンをじわじわと削っている可能性があります。

この記事では、為替手数料の仕組みと、限界まで安くする具体的な方法を紹介します。


「為替スプレッド」という見えないコストの正体とは?

米国株を買うには、円をドルに両替する必要があります。この両替にかかるコストが為替スプレッド(両替時の売値と買値の差額)です。

証券会社ごとの為替スプレッド

為替スプレッドは証券会社や両替方法によって異なります。

両替方法 為替スプレッド(片道) 10万円あたりのコスト
証券会社の円貨決済 25銭 約167円
住信SBIネット銀行 6銭 約40円
NISA口座(SBI証券) 0銭 0円

※為替レート1ドル=150円で計算。2024年時点の情報です。

たった25銭の差でも、100万円を両替すれば約1,667円のコスト。10年間で何度も売買すると、QUOカード数枚分のリターンが消えてしまう計算になります。

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「円貨決済」と「外貨決済」、どちらを選ぶべきか?

米国株を買うとき、多くの証券会社では「円貨決済」と「外貨決済」の2つの方法を選べます。

円貨決済:楽だけどコストが高い

円貨決済は、証券会社が自動的に円→ドルの両替を行ってくれる方式です。手間はかかりませんが、為替スプレッドが比較的高く設定されています。「ポチッと買えて便利」な反面、コストが上乗せされている形です。

外貨決済:一手間かけてコストを下げる

外貨決済は、事前にドルを用意しておき、そのドルで米国株を買う方式です。住信SBIネット銀行やSBI新生銀行で安く両替してからSBI証券に入金する——この一手間をかけることで、為替スプレッドを大幅に抑えられます。


最近は「NISA口座なら為替手数料が無料」という選択肢も?

コスト削減の裏技として最も強力なのが、NISA口座の活用です。

SBI証券のNISA口座は為替手数料が無料

SBI証券では、NISA口座での米国株取引において為替手数料(為替スプレッド)が0銭になっています(2024年時点)。つまり、NISA口座で米国株を買えば、売買手数料も為替手数料もゼロ。コストを気にせず投資できるのです。 SBI証券 公式サイト

楽天証券も為替手数料を引き下げ

楽天証券もNISA口座での米国株売買において為替手数料の引き下げを実施しています。各社が競い合ってコストを下げているため、投資家にとっては嬉しい環境が整ってきています。 楽天証券 公式サイト

「手間」と「安さ」のバランスを自分で決める

ゆるふえとしては、コスト削減は大切だけれど「手間をかけすぎて投資が億劫になる」のは本末転倒だと考えています。NISA口座でそもそも手数料が無料になるなら、難しいテクニックを使わなくても十分。まずはNISA口座で始めて、投資額が大きくなってきたら外貨決済のテクニックを検討する——このステップアップ方式がおすすめです。


まとめ

  • 為替スプレッドは見えないコスト。長期では投資リターンをじわじわ削る
  • 外貨決済と銀行連携で為替手数料を大幅に削減できる
  • NISA口座なら為替手数料が無料の証券会社もあり、まずはここから始めるのが最善

見えないコストを味方につけて、ゆるく増える投資をさらにお得にしていきましょう。

SBI証券 公式サイト
住信SBIネット銀行 公式サイト